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靄がかかった月

"あなたにそう言われてから、5年が経ちました。
私が頷いてから、毎日が過ぎました。

私があの時みていたあなたは、一等明るい星のようでした。
真っ暗でシンと静まっていた私の心のような夜の闇に光る、たった一つの灯りでした。

あれから、その光だけを頼りに来たはずが、ある日から、あなたの光が見えませんでした。

あなたは私を置いてどこへ行ってしまったのかと、元の暗闇をあてもなく彷徨いました。
灯りがないので、私は何かにぶつかって、どこかに倒れて、何かに踏まれて、転がされて、どこを怪我したのかもわかりませんでした。

悲しくて、寂しくて、私は泣きました。声も出せずに、ただ恐くて震えるように、泣きました。


「どこにも行かないで。僕が傍にいる」。


私が見失っていたのは、あなたではなく私でした。
あなたは傍にいたのに、私に靄がかかっていたから、そのせいで見えなかったのでした。
自分ひとりでは輝けず、かといってあなたに照らされているわけでもないこの私は、あなたのために何をしてあげられるのでしょう。

ただ、このことを憶えていられますように。
あなたが一等明るい星だということを、忘れませんように。"

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